転職する際の注意点

頼りになるからとすべてコンサルタントのアドバイス通りに行動するのはよくありません。転職するのは自分であってコンサルタントではないからです。その点をよく理解しておきましょう。

任せっぱなしにしない

転職エージェントは心強い存在ではありますが、コンサルタントのいうことが絶対ではありません。実際に働くのは自分であってコンサルタントではないのです。コンサルタントがよいと思っていても、自分には合わなかったという場合もあります。そのようなミスマッチを避けるためには、任せっぱなしにせず自分で判断することが大切です。

自分の目でも確かめる

転職を成功させるには徹底的に情報を集めることが大切です。転職エージェントでは詳しい内部の情報も集めており、それらを求職者にも教えてくれるので自力で集めるよりも多くの情報を入手することができます。しかし、「実際に入職したら聞いていた話と違った」ということもよくあります。そうならないためにも、事前に自分の目で確かめておくようにしましょう。面接の際に質問もできますが時間が短すぎます。可能なら病院見学に行ってください。面接の時よりもゆっくり確認できるのでいいところや悪いところをしっかりチェックできます。転職エージェントを経由するとすべて手続きしてくれるので手間がかかりません。それに、見学の際に注意すべきポイントも教えてくれます。

妥協できる点も整理しておく

求人を探す際は働いている病院と色々比較しながら検討していくと思います。今の職場に比べて給与は高いか、交通アクセスはどうか、周辺の環境はどうなっているのか、など気になるポイントはたくさんあることでしょう。比較していくうちに理想とする病院像が浮かび上がってくると思いますが、すべてのポイントをクリアする病院はありません。どの病院にも、よい点と悪い点があるからです。情報を集めていく段階で分かるものもあれば、入職してみなければ分からないこともあるでしょう。どの点を妥協するのかは転職を成功させるためには大事なことです。あらかじめ何を優先し、どれを妥協するのかを決めておきましょう。

譲れない条件をしっかり伝える

転職を成功させるためには妥協することも大切だと先述しましたが、内定を取ることばかりを意識し、すべて妥協してしまっては転職してから後悔することになりますし、転職する意味がありません。選ばれる立場ということもあり、少しでも自分をよく見せようと振る舞う人もいますが、こちらも職場を選ぶ立場であることを忘れてはいけません。ある程度妥協するのは大切なことですが、譲れない条件はしっかりと伝えましょう。譲れない条件を伝えた上で内定が出るのであれば、それは働きやすく自分に合う職場である可能性が高いです。