メディカルチェックの必要性を理解していても、具体的な検査内容までは把握していない人も多いのではないでしょうか。メディカルチェックの内容は診療科ごとに異なります。求人を探す際にも役立つので、どのようなことを行っているのか詳しく見ていきましょう。ここでは「内科的メディカルチェック」と「整形外科的メディカルチェック」、そして最近需要が高まっている脳のメディカルチェック「脳ドック」を例に挙げて、それぞれの検査内容を詳しく説明します。
内科的メディカルチェックとは、生活習慣病の早期発見と治療、運動時のリスクを把握するのに役立つ検査です。検査の内容によっては対象年齢が区切られていることもありますが、乳幼児~高齢者まで幅広い年代が検査を受けることが可能です。内科的メディカルチェックでは血液検査や尿検査、レントゲン検査や心電図検査を主に行います。その後、基礎疾患のある人や先天性心疾患のある人、さらなる詳しい検査が必要な人が2次検査を受けます。
整形外科的メディカルチェックとは、運動した時に問題なく機能するかどうかを確認するメディカルチェックです。内科的な検査よりも、脊椎や骨格、関節の可動域、ボディバランス、骨密度などを検査します。まずは問診でこれまでの運動歴や既往歴、喫煙・飲酒の有無などの生活習慣や普段の練習内容などを聞いていき、それから必要な測定検査を行います。検査の内容は多岐に渡っていますが、ここでは分かりやすいようにひとつずつ詳しく説明していきます。
近年、需要が高まっているのが脳ドックです。脳疾患は何の前触れもなくいきなり発症します。発症すると麻痺などの後遺症が残り、介護を必要とする人も少なくありません。発症する前に予防したり、軽い症状のうちに治療することでそのような事態を避けられるため、脳ドックを受ける人が増えているのです。脳ドックは一般的な病院だと予約が取りにくい場合もあります。しかし、スマート脳ドックならWebで24時間いつでも予約できますし、脳ドックを専門にして必要な検査しか行わないため短時間でできます。